クールなヒーローに甘いお菓子を。




「しっかしまぁ、恋愛感情生まれない方がおかしいっすよね。高校生の男女が2人っきりで同居って…。それに姉貴可愛いし」


「………」



なんだか、自分が単純な奴だとでも言われてるような気がしてならない。






でも。まぁ。


この同居でアイツに惚れてしまったのも事実。




そこの否定はできない。





「姉貴、可愛いでしょ?」

「…まぁ」



素直に頷いた俺に、夏輝は切なそうに笑った。




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