クールなヒーローに甘いお菓子を。










「…って、ことで。俺、明日舜さんに会ってきます」



寝る支度もし、俺の部屋に入ってお互い寝る体勢になった時に夏輝が言った。





「え?」


俺は今日何度この一文字を発しただろうか。



コイツは、どうも俺の意表を突く事ばかり言ってくる。






「確認です。姉貴が言ってた通り、本当に浮気相手だったのか」


「そんなに信じられないのか」



別れたことを聞いた時から納得してなさそうだったからな。


余程気になるのか。





< 180 / 265 >

この作品をシェア

pagetop