クールなヒーローに甘いお菓子を。




私も、朔も、そして周りにいた人も。


一瞬にして何も言えなくなる。








「………は?ふざけんなよお前…」


やっと次に言葉を発したのは、朔のそれだった。




その声質からして、明らかに怒ってる。



私のことを考えて言ってくれてるんだ。


朔はそういう優しいところがあるから。





けど。




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