クールなヒーローに甘いお菓子を。
リビングに戻ると、凄くいい匂いがした。
「うわー…!すごっ」
テーブルに並べてあったのは、私が作ったフレンチトーストと、今出来上がったであろう野菜スープ。
湯気が立ち込めて、とっても美味しそう。
「あ、ちあ。珈琲淹れてくんない?」
「うん!」
朔にそう言われて珈琲を淹れる。
朔の方はというと、まだ何やらキッチンで作業中らしかった。
珈琲を淹れ終わり、席に座って朔を待つ。
「「いただきます」」
少ししてから朔も席に座って、一緒に朝ご飯を食べた。