クールなヒーローに甘いお菓子を。




「わざわざ作ってくれたの?ありがとう!」



それが凄く嬉しくて、お礼を言って大事に鞄にしまった。




誰かにお弁当を作ってもらうのなんて初めてで、つい頬が緩んでしまう。





私は確かにずっと購買だった。



自分で作っても美味しくないし、作ってくれる人なんていなかったから。





「朔ありがとう!」

「2回も言わなくていいって」



だから本当に嬉しくて、何度もお礼を言った。


そんな私を見て朔はおかしそうに笑っていたけど。




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