クールなヒーローに甘いお菓子を。




別に見られたっていいじゃない。




大丈夫。


どうってことない。




そう思ってるのに、やっぱり何故か心の何処かではそう思い切れていない自分がいる。





「…ばーか」


そんな自分が嫌だ。





「悪い藤堂!寝坊した!」


そんな時に今頃到着した中田君がやって来て、その気持ちは一旦心の隅に追いやられた。




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