天然王子
 

「おもしろいね、時田さん」


笑った笑顔も素敵☆

てか…


「なんで私の名前?」

「前から知ってたよ」


え…それってまさか…!!


「プリントに書いてあるし♪」


あぁ、やっぱそうだよね☆

私は自分のプリントに目を移した。

A組があたしでB組は…広瀬?


「え、広瀬くん?」


私はスポーツ少年?を指差して言った。


「いやいや、だから俺はそいつの代理。
俺の名前はシュン」


そう言ってシュンくんはニッコリ笑った。


「あたしもシュンだよ!
あ、でも春香だけど…」

「マジ?一緒じゃん♪」


うーわー運命感じるー☆

もう委員シュンくんでもいーよー
そしたら毎回委員会楽しそうだしー

あたしはそんなことを考えながらふと教室のドアに目をやった。


< 7 / 199 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop