正夢
正夢…ってやつだよね?
体験したことないからまさか、こんなに正確に同じ出来事が起きるなんて…。

すごいというより、
真紀は奇妙に感じていた。

「真紀、どした?」

声をかけたのは、堺夏実。真紀の親友だ。 
「んー、あ、夏実ー。」
体をゆっくり起こして夏実を見る。

「朝から、大丈夫?てか、来るの早いねー。」

「別に元気なんだけどさー。」

真紀は夏実に正夢の事を話した。
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