正夢
これも夢なのか、
それとも数時間前の記憶がないのだろうか?
色々考えたけど


…ワカラナイ…。

「ん!待てよ。」

私はいつも遅刻ギリギリに来る。
だから、8時30分頃にいつも来るじゃん!

「これは夢なんだ!」

真紀はそう確信した。
しかし、夢からは覚めない。
とりあえず、教室へむかうことにした。


下駄箱からかかとを踏みすぎて
よれている上靴を取り出して
かかとを踏んで廊下に出る。

風通しがよく涼しい。

「うわっ。」

廊下に1人、真っ赤なワンピースの女性。
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