【完】草食系ほのぼの女子×肉食系狼男子の恋
help!!ですよつんさん
「…って事でつん。浴衣頂戴。」
「なんちゅう頼み方してんだテメェ。」
先輩との電話の次の日、早速つんの家に押しかけて事情を話した。
浴衣貸してと頼むと降ってきたのはため息とチョップだった。
「痛いっすつんさん。」
「痛いじゃないわよ。あんぽんたん。」
「ふぇー?何故にあんぽんたん…。」
「だいたい浴衣といえば私とか頭おかしいんじゃないの?
普通浴衣欲しかったら親に頼むでしょうが。なんで私なのよ。」
「うへ?そーなの?」
「はぁ?そーなのじゃないわよ!」
キレるつんさん。怖や怖や…。
「す、すんません…。」