【完】草食系ほのぼの女子×肉食系狼男子の恋
狼先輩の可愛い嫉妬
文化祭当日…
「藍ちゃーん!!これ、3番テーブルに持ってって!」
「はぁーーい!!」
私は接客で大忙し。
「藍ちゃん!これ2番の人に!!」
「はい!!」
みんなの手際がいいおかげで店は大繁盛してる。
↑(自分ののメイド姿が可愛いからきてることに気づいてない)
だけどこんな忙しい時に限って…
「ねーねー!君!ちょっときて!」
「お客様、どうなさいました?」
「藍ちゃんって言うんだよね?」
「はい?そーですけど…。」
「めっちゃ可愛いね〜。」
…ナンパが多いのです…。
忙しいんだよ!私は!
だからと言って用が無かったら解放して!忙しいの!
…なんて言う勇気は私にはない。
「仕事抜け出して遊びに行かない?君めっちゃ可愛くてタイプなんだけど。」
いやそんな事聞いてないし。
「すみません。仕事中なので。」
「えぇー?いいじゃん。そんなの他の子にやらせればいいんだし。」
…めんどくさいなこの男は。