【完】草食系ほのぼの女子×肉食系狼男子の恋


殴られる…!そう思って目をギュッと瞑った。



…が、痛みがやってこなかったので薄っすら目を開けるとそこには




ーー綾斗先輩がいた。


「俺の可愛い彼女に何してくれんの?」



綾斗先輩はニコニコしながら女子グループに言った。



ニコニコって言っても黒い笑みだからもう恐怖しかないよね。うん。



「あ、綾斗がいけないのよ!こんな子綾斗には似合わない!」



反撃に出る女子グループ。



「何勝手に藍の事こんな子とか言っちゃってんの?一体お前ら俺の何を知ってんだよ。てか俺の事勝手に名前で呼ばないでくれる?吐き気がするから。俺さ、藍の事溺愛してるんだよね。
…わかるよね?言ってる意味。
わかったなら今すぐ失せろ。」


いやもう怖いですよ先輩。


「も、もういいわよ!!」


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