【完】草食系ほのぼの女子×肉食系狼男子の恋
膝をポンポンして上に乗ってと合図する。
戸惑いながらも先輩の上に乗っかると後ろからギュッと抱きしめてきた先輩。
「先輩こそ、今日は甘えたさんですか?」
髪の毛をちょんちょん触りながら聞く。
なんか先輩が可愛くみえる。
「んー。なんか藍男に人気があるからムカつく。」
ムスッとした声で話す先輩はやはりいつもより子供っぽくみえる。
「私は人気なんてないですよ?」
「藍は自分が思ってるよりもずっと可愛いんだよ?」
「でも、可愛く…
「うるさい。」
不機嫌そうに言うと私の唇は先輩の唇で塞がれてしまった。
やっと離してもらうと、
「先輩なんか怒ってますか?」
と聞いてみた。