【完】草食系ほのぼの女子×肉食系狼男子の恋
「…怒ってるよ。」
先輩の声はムスッとしたまま。
「ヤキモチですか?先輩。」
少しからかってみると
「藍にからかわれるとかムカつく…。」
そう言って先輩は私の手を強引に引いた。
「!?先輩!?ちょ、ちょっと!」
ベッドまで連れて行かれるとベッドにそのまま押し倒された。
「藍は俺に襲われたいの?」
鋭い目つきで私を見下ろす先輩。
その姿が妙に色っぽくてドキドキしてしまった。
「あ、あの…せんぱ…
「襲われたい…?」
その目は少しからかっているようにも見える。
「お、襲われたくはないです…。」
「そう思うならあんまり俺をからかわない事!わかった?」
「わ、わかりましたよ…。」