【完】草食系ほのぼの女子×肉食系狼男子の恋



「チッ…。いいからさぁ…さっさとついてこいって言ってんだろ!?」




ブチッ



男の人がそう言った瞬間、何かが切れた音を私はしっかり聞いていた。



あぁ…まずいよ。完全につんがキレたよ…。



「だから!!行かないっていって…
「すみません。俺の彼女なんで、話しかけないで貰えます?」



つんがブチギレた瞬間、後ろから抱き寄せられた私。



その正体は


「藍、大丈夫か?遅くなってごめんな。」



「綾斗先輩!!」



笑顔で振り向くと、ニコニコ笑ってる綾斗先輩がいた。


その隣では



「もう!眞紘先輩遅いですよ!」



「いやー、ごめんな!こっちも逆ナンされててさ。」


「はぁ?」


「いててて!!!ごめんって司!!」






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