【完】草食系ほのぼの女子×肉食系狼男子の恋
「わぁー!!可愛い!!先輩!早く来てくださいよ!」
電車に揺られ、数十分…
着いたところは水族館だった。
「わかったよ。」
呆れながらも笑いながら先輩がついてくる。
「藍ー!!こっちジンベイザメいるよ!早くきて!!」
「うん!今行くね!」
つんに呼ばれて走って行こうとしたら
誰かにぶつかりそうになった。
「きゃっ…!」
「危ない!」
「あっ…ぶねぇ…。」
倒れそうになった瞬間、とっさに腕を引かれて腰に手を回された。
その結果後ろから抱きしめられるような状態になった。
後ろから腕を引いてくれたのは先輩だった。
「あ、えっと…。先輩っ。ありがとうございました。」
「いいよ。藍は?大丈夫?怪我はない?」
「はい!大丈夫です!」