【完】草食系ほのぼの女子×肉食系狼男子の恋
「どうしてもだめ?」
何かとしつこいこの先輩。
「すみません。ごめんなさい。」
と丁寧に断ったはずが…。
「人が下手にでりゃあいい気になりやがって。」
といきなりキレてきた。
えぇ?なんで私がキレられなきゃならないのー?
と思っていると腕を掴まれて壁に押さえつけてきた。
「や、やめて下さいっ。」
と一応反抗してみるが、やっぱり女の力では男には到底かなわない。
顔を近づけて無理矢理キスしようとしてきた。
いやっ!
次の瞬間…あの日の記憶が頭の中で再生され始める…。
『いや…!やめて!…や…だ!!やだ!』
必死に抵抗してもかなわない力。
『うるせぇっ!!』
『バチンッ!!』