【完】草食系ほのぼの女子×肉食系狼男子の恋
二人残された私達は当然みんなから注目されるはずであって。
私から少し離れてひそひそ話しをしている。
私はそんな事は気にもとめず、
「漣先輩、助けて下さってありがとうございました。」
「いいえ。君は大丈夫だった?」
「凄く怖かったけど…大丈夫です。」
そう笑顔で言うと、なぜか先輩は真剣な顔になって
「ちょっと場所、変えようか。」
と言って私を購買から連れ出した。