暗闇のラメント
地元近くの駅から少し離れた一番賑わっている駅にやって来た。
ここなら私のことを知ってる人が居ないから(居るかもしれないけど)
私が私ではなく居られるような感覚。
明るい表通りではなく、キャバクラなどが列なっている裏通りに入る。
若い人やサラリーマンが多い。ボーイさんがうろうろとお客を捕まえている。
「そこのお姉さん♪」
来た来た。検討もつかないように装う。
「何でしょう?」
「お姉さん可愛いねー。君いくつ?」
「20歳よ?」
絶対に落ちるであろう笑顔で対応する。
「笑った顔もかわいー♪良かったら今から飲みに行こーよ。」
そうやって私は男の人に付いていくの。
ここなら私のことを知ってる人が居ないから(居るかもしれないけど)
私が私ではなく居られるような感覚。
明るい表通りではなく、キャバクラなどが列なっている裏通りに入る。
若い人やサラリーマンが多い。ボーイさんがうろうろとお客を捕まえている。
「そこのお姉さん♪」
来た来た。検討もつかないように装う。
「何でしょう?」
「お姉さん可愛いねー。君いくつ?」
「20歳よ?」
絶対に落ちるであろう笑顔で対応する。
「笑った顔もかわいー♪良かったら今から飲みに行こーよ。」
そうやって私は男の人に付いていくの。