暗闇のラメント
「ちょ…!お前!タオルで隠せ!」

まさか目の前に居るとも思ってないわけで…。

「なんで目の前にいるのよ!タオルってそこにあるの!!」

私は彦にぃの後ろにある棚を指す。

彦にぃはタオルをとって私に投げつける。

「動揺しすぎ!!!」

私はそのままタオルで体を隠す。

あ…パジャマももちろんないわけで…

「あたし下着のまま寝るんで!」

「はあ?!服着ろ!!」

そんなやり取りを騒がしくやる夜なのであった。

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