暗闇のラメント
次の日

彦にぃと大学に登校していた。

「彦にぃ、冬休みに一所に温泉プール行こうよ」

「は?いきなりどうして?」

彼女でも無いやつからデートのお誘いなんてこんなリアクションだよね。

「お父さんにチケットもらったの。で、迷惑かけたのだから、行ってこい。だってさ。」

「ふーん。いいよ。行こっか。場所どこ?」

「…結構遠い。1泊2日は覚悟ね…。」

「そっか。予定とかまた言うよ。」

本当は彦にぃだって彼女がいたらそっちといきたいんだろうな。

そんなことを思いながら登校していた。

そう言えば、今日バイト終わったらナオに呼び出しされてたんだ…。

その後はもちろんあるだろうな…。
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