暗闇のラメント
ホテルに来る意味あったのか。

と言うくらい私たちは語り合った。

「そう言えば言い忘れてたんだけど、私来年度から留学しようと思います。」

そう言うとナオは興味無さげにふーん。とだけ答えた。

そんな感じの付き合いだからしょうがないのかもね。

「そんなこと言われたって、俺は関係無いし。リイナが居なくなるのはなんか物足りない気もするかもだけど、そんなに深い絆の仲ではないじゃん。」

返答に困る解答が出された。

「頑張ってね。まあそんなことよりそろそろしようよ…。」

一時間近くは喋ったのだろうか…。

セフレとはこんなにしゃべることはあんまり無いから変な気分。

行為をしながら

留学すると私が知らない事が多くなったりするのだろうか…

と思うと少し悲しくなった。

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