幼馴染み~初恋物語~
中学2年生(夏)
カラオケの日から約1ヶ月後の、6月上旬の日曜日。
櫻は少し大人っぽくして、健一を見返してやろう。なんて考えて、白いブラウスに、花柄のスカートを履いてみた。
「大人可愛いってファッション雑誌に書いてあったから間違いないと思うんだけどなぁ………?」
こうして今日も鏡の前で一人ファッションショーが始まる。
化粧だってしたことがないのに、薄くファンデーションを塗って、ピンクの口紅も引いてみた。
「よっし!!これで健一先輩も私に会いたくなるはずーっ!!夏休みはいっぱい会いたいもんっ!!」
こんなに櫻がおしゃれをした理由はもう1つある。
今日のデートは商店街でお昼ご飯を食べて、ゲームセンターに行く。
ゲームセンターと言えばプリクラがあるのだから、また櫻の少女マンガで読んだ理想のデートの妄想が広がっていた。
櫻は少し大人っぽくして、健一を見返してやろう。なんて考えて、白いブラウスに、花柄のスカートを履いてみた。
「大人可愛いってファッション雑誌に書いてあったから間違いないと思うんだけどなぁ………?」
こうして今日も鏡の前で一人ファッションショーが始まる。
化粧だってしたことがないのに、薄くファンデーションを塗って、ピンクの口紅も引いてみた。
「よっし!!これで健一先輩も私に会いたくなるはずーっ!!夏休みはいっぱい会いたいもんっ!!」
こんなに櫻がおしゃれをした理由はもう1つある。
今日のデートは商店街でお昼ご飯を食べて、ゲームセンターに行く。
ゲームセンターと言えばプリクラがあるのだから、また櫻の少女マンガで読んだ理想のデートの妄想が広がっていた。