幼馴染み~初恋物語~
「それにしても、和樹ってサッカー上手いよな?5番つけてたから当然か?」
先日の練習試合で和樹は大活躍して、チーム内でも一際目立っていた。
背番号5というのは、フットサルチームのエースナンバーである。
「う~ん…………それほどでもないけど…………」
言葉では謙遜しているが、内心では褒められて嬉しい和樹。
えへへ…………
サッカー上手いって。
なんて喜んでいた時、学校の過ごし方の説明をしていた綾香先生が言った。
「和樹君と修君っ!!先生の話を聞いてましたかぁ~?お昼休みは何時から何時までですか?」
「えっと………お昼休みは………」
「和樹…………?お昼休みって、12時から1時か…………?」
「さぁ…………どうだろ…………?」
二人が小さな声で、もじもじしながら答えられないでいると、隣の席の櫻が教えてくれた。
「12時20分から1時20分だよ?」
すると和樹と修が我先にと、大きな声で答えた。
「12時20分から1時20分っ!!」
「12時20分から1時20分っ!!」
ほぼ同時に答えを言うと、二人は見合いあって笑う。
「ほぼ同時だったな?和樹?これから昼休みにサッカーしような?」
「うんっ!!サッカーしようねっ!!」
こうして和樹にも小学校に入学してすぐに同性の友達ができたのだった。
先日の練習試合で和樹は大活躍して、チーム内でも一際目立っていた。
背番号5というのは、フットサルチームのエースナンバーである。
「う~ん…………それほどでもないけど…………」
言葉では謙遜しているが、内心では褒められて嬉しい和樹。
えへへ…………
サッカー上手いって。
なんて喜んでいた時、学校の過ごし方の説明をしていた綾香先生が言った。
「和樹君と修君っ!!先生の話を聞いてましたかぁ~?お昼休みは何時から何時までですか?」
「えっと………お昼休みは………」
「和樹…………?お昼休みって、12時から1時か…………?」
「さぁ…………どうだろ…………?」
二人が小さな声で、もじもじしながら答えられないでいると、隣の席の櫻が教えてくれた。
「12時20分から1時20分だよ?」
すると和樹と修が我先にと、大きな声で答えた。
「12時20分から1時20分っ!!」
「12時20分から1時20分っ!!」
ほぼ同時に答えを言うと、二人は見合いあって笑う。
「ほぼ同時だったな?和樹?これから昼休みにサッカーしような?」
「うんっ!!サッカーしようねっ!!」
こうして和樹にも小学校に入学してすぐに同性の友達ができたのだった。