君が居た頃。

湊魅side



あれから5日が経って、
やっと現実感を持ち始めた。

俺は今、病院と
学校・事務所の往復の日々。

忙しいし、疲れる。

けど、季織の前では
全くそんな素振りを
見せずに居られるのは、
やっぱり俺が季織を好きだからだ。

季織の笑顔が見れるなら、
そんなこと全然、苦じゃない。
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