神の混血
「…淡々と進めたな、オイ。」




自分だけ慌てたのが気に食わないらしく、






口を尖らせる秋葉に、







「……ご希望の階に到着いたしました。」





やっぱり淡々と進めるアナウンス。







理事長が今は1年生の寮が使われていないから、





普通はしていない厳戒態勢を取ってるんだ、って言ってた。






それがエレベーターのこの声紋認証。
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