神の混血
「変なやつだな、お前。





礼を言うところじゃなかっただろ今。」






えーだって嬉しかったらお礼を言うもんじゃないの?





先生にそう言われてそう言う気持ちになれたんだしさ!!





よっぽど顔に出てたのか、








呆れたように笑って、先生は私たちに背を向けた。






「俺は他の生徒達のとこ行ってくる。






お前たちはもう帰っていいぞ~





どうせ今日中に具現化できる奴なんてそういねぇだろうし。」






「じゃあお言葉に甘えて。」
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