神の混血
私の大きな声に、遠くの方で本を探していたアキハもこっちへ歩み寄ってきた。






「どうした?大丈夫か?」








「な、なんかいるぅぅぅうう!!!」








「わぁ!!怖がらせてしまったのならごめんなさい!!





僕はワイズマン。“本の賢者”と呼ばれています。」







「……わいずまん、?……ああ!!本の精霊ね?!?!」





「ふふ、確かにそう呼ばれていたこともありましたね。」






「珍しいな…。ワイズマンはめったに姿を見せないと聞いていたが…。」
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