神の混血

慌てる秋葉の声がしないでもないけど、







ごめん、とりあえず今は無視させてっ!!












…………不思議だね。





お父さんの手記を読むにつれて、どんどん頭の中に魔法式が浮かんでは消えて行ってた。







知らない魔法式のはずなのに、




浮かぶだけでどんな魔法式か分かって、全部なんの抵抗もなく元からあった“知識”みたいに、頭の中に収まるんだ。








……知らないわけないか、元は私自身が覚えたはずの魔法式だもんね…。
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