神の混血

言いかけた私を止めたのは、まぎれもなくお母さん。




「…だい、じょうぶ。




………おか、あさ、んたちはっ、ごほっごほっ、





だいじょう、ぶ…だ、から…」






…大丈夫なんかじゃないじゃないっ







「……と、おるさん?…め、を開けて……」






お母さんがお父さんに震える手をかざすと、







2人の体は、緑色の光に包まれた。
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