神の混血

「……ほら、見て?」




親指を秋葉のほうにつきだす。







「…………傷が、…ない?」



治癒の術か、と呟いた秋葉に頷きを返す。






「うん、そうだよ。





ね?大丈夫でしょ?…さー、早く行こ!!」






血が乾いたらこの“扉”は機能しなくなるはずだから。








秋葉を促して2人で魔方陣の中に入る。
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