神の混血

「……私は、御神美命です。






…………ここで言う“異世界”から来ました。」






正直に答えた私を、秋葉はギョッと見遣う気配がした。







それでも私は秋葉のほうを見ない。







初老の男性は、“御神”と聞いた時点でハッと目を見開いていた。









どうやらこの世界で“御神”は有名らしい。




まぁ、この人が詳しいだけかもしれないけど。
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