吉川君は、私のことが嫌いなんだろうか。
な、なんと言う冷たいお言葉……!
私のガラスのハートが……砕け散った……!
「いや、お前は強化ガラスだから砕け散る所かヒビすらはいんねーよ。」
こ、この声は……!
「晶……なんで居んの。」
立和晶。
私の幼馴染みだ。
「いや、席替えで此処になったんだよ。」
「先生ー、立和さんが此処の席嫌だってー。」
私は、晶を無視する。
「いや、言ってねーし!
久々の窓側だぞ!邪魔すんな!」