青空の風に乗り、
ーーーっだめだ、動揺しては、、、

「、、、誰」
ブラウンの髪が、怯えるように揺れた。

「っわたしは、稲穂。尾崎稲穂っていうんだ!よろしくね!木下空莉さん」

彼女はあどけない笑顔で手を差し出してきた。その輝きに私は、

「、、、よろしく」



不覚にも安心感を覚えたのだ。
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