それでも あなたに恋をする。
「いや‥まぁ、そうですけど‥‥」
「うん。
じゃあ、なんの問題もないよね?」
そういって、クスリと笑った。
その人は、色が少し白っぽくって、
髪の色は、ブラウンだ。
身長は、すらりと高く、
顔もかなり整っている。
あっ!取ってくれたんだし、
お礼、言わなきゃね!
「あの!本、取ってくれて、
ありがとうございました!」
「いや、
お礼を言われるほどの事じゃ‥‥」
そういって、淡い笑みをこぼした。
そして、ふと思い出したかのように、
「そういえば、
名前聞いてなかったよね?
聞いてもいい?」