諦めないと誓いました!
あなたは私のお隣さんです
昨日、初めて井波くんと話せました。
それと、
井波くんから、頑張ってもいいという許可がおりました。
「えへへ~」
「柚姫、ニヤけすぎ。気持ち悪い」
「だってさぁ~」
にやけちゃって全くお弁当が減っていかない。
この時間帯の屋上は本当に気持ちよく、おろしている髪が風でなびく。
にやけちゃうに決まってるでしょ!
教室に入ったら井波くんがあたりまえにいるんだもん。
私の席からは井波くんの背中しか見えないけどかっこいい!
前までは1日に1回見るか見ないかだったのに…!
…それと、にやけているもう一つの理由はやっぱりこれ。
「柚姫にしてはよくやったよね。まさか柚姫がそんなに猛アタックできるとはねぇ」
「だって、美緒に頑張るって言ったからね!やるときはやるよ!」
美緒はお弁当を食べながら「うんうん。おつかれ様!」と言ってくれた。