諦めないと誓いました!
さっそく2人で教室へ入って美緒と隣の席に座る。


「ちょっと恥ずかしいからいい加減泣き止みなさいって」



「うん…うん…」



教室に入ってまずすぐに探したのはもちろん井波くん。



「井波くんがいる…」



「あたりまえでしょ!これから1年間毎日いるから」



夢みたいだ…。少し井波くんに近づけた気がするよ。



井波くんは机に頬杖をついている。



かっこいい…。


その姿に釘ずけになっていると、美緒がため息まじりに「好きだねぇ」といった。



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