諦めないと誓いました!
そんなこと聞いちゃったら簡単には話しかけれませんよ。


「柚姫、ずっと話さないでいいの?あっという間だよ一年って」


「そうだよねぇ」



「1年間も片想いしてきたんでしょ?早く告白しちゃいなよ」



「そうだよねぇ……って、え?!」



「だってさぁ、柚姫のことだからきっと一言もはなさずに終わってくよ?

そんなのと、告白して少しのチャンスにかけてみて付き合えたっ!ってのとはどっちがいいのよ」



そんなの…。



「そりゃ、付き合えたらいいけどさぁ…ほぼ無理で「柚姫!」」



美緒のその声で、わたし達に注目が集まる。



「声大きいよ美緒!」


「ごめんごめん。で、話戻すけど柚姫、井波くんと同じクラスになったら頑張るって言ってたじゃん?なら、その言葉通り、頑張りなよ」



確かにその言葉は自分で言ったんだ。

その言葉を嘘にはしたくない。



「………うん。そうだよね。私告白するよ。今日」


「き、今日?!いやでも、柚姫が決めたならいいよ!頑張れ!!」


「うん!ありがとう美緒!」


よし…。


美緒も応援してくれているし、


頑張るんだ。

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