偽装恋愛カレカノ


てか、
同じ学校の
人とか

普通に
来るんじゃ…

会っちゃった
りして・・


どうしよ

帰る!?

かえ・・


とぼとぼ
考え事を
しながら

歩いていた
私に聞こえる

…訳のない声


「芽衣!」


あまりに
近くから
聞こえた声に
私は驚いて
振り返った。


そこには
息を切らした


隆…


胸が痛む。


私、可笑しい


隆が好き?

好き…だよね


なんでこんな
残念なんだろ


私可笑しい


「芽衣!」


もう一度
名前を
呼ばれた私は

走り出した。
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