偽装恋愛カレカノ



昨日から
走ってばっか


つかれる

疲れる…


ずっと走って
路地裏に入る


何とか
まけたらしい


「もぉ…
汗だらだら」


そう言いながら
地面に座る。


「ん?
携帯鳴ってる」


携帯に着信。


私は誰かも
見ずに切った。


この時は
ただ、それだけ。


それだけ
だったのに

余計にこじらせて

自分の首を
しめたことに

私は
気づかなかった。
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