偽装恋愛カレカノ



「家に泊めた。」


「はっ?」


手首を掴む力が
強くなる。


「…~離して!!」


私はあまりの
痛さに顔が歪んで
洸に怒鳴った


「はっ?なん…」


そう言って
私の手首に
視線を移す


包帯が巻かれてる事に
気づいたみたいで
一瞬驚いた顔をして


「どうした?」


って聞いてくる。



どうしたも
くそもないわよ


心の中で答える


< 110 / 133 >

この作品をシェア

pagetop