偽装恋愛カレカノ
私がじっと
見ていると
蓮先輩が
写真立てを
倒して
見えない
ようにした
「あっ…」
その言葉に
確かに蓮先輩は
気付いたのに
まるで
聞こえて
なかったように
笑顔で
「朝ごはん
食うぞ。」
蓮先輩の
手には
ケータイ
「あっ、
はい!!」
よくよく
考えたら
私ケータイ
持ってるし
ケータイ見れば
よかったんだ。
そしたら
そしたら…
「お前、
そんなんじゃ
落ちるぞ?」
「へっ?」
考え事を
しながら
歩いてた
せいで
私の足は
左足が
床について
右足が宙に
浮いていた。