偽装恋愛カレカノ
「芽衣ちゃんは
事故にあったんだ。
車にはねられたの。
それは覚えてる?」
私は答えられないので
首を縦にふった。
「全身打撲で
左足は骨折してる。
ひどい怪我だけど
車にはねられて
打撲と骨折で
すんだから…
芽衣ちゃんは
すごいよ。
痛いと思うけど
これから頑張って
治そうね。」
私はまた
首を縦にふった
「それと…
声も出ないのよね?
でもそれは事故の
せいじゃないの。」
えっ・・?
「何かショックな
ことでもあった?」
分からない・・
「これは精神科の
先生に任せるけど
何かあったら
私にも言って。」
私は首を縦にふる