偽装恋愛カレカノ
なんのための
偽恋人よ。
さっきだって
ラブラブだねって
言ってたじゃん。
騙せてなかった
そういう事?
「芽衣!」
(ごめん・・)
認めよう。
そう決めた。
(でも私)
そう書いた時
幸の手の平が
私の頬に
強く当たった
イタッ・・
一瞬何が
起きたか
分からなかった。
「事故に・・
芽衣が事故に
あったとき
どこかで
喜んだ私が居た。」
下を向くことしか
出来ない。
涙が出てきそう
私が泣いたら
いけないのに・・
「なんでかって
考えたよ。私。
気づいてたんだ。」
気づいてた?
「気づかない
フリをしてたけど
芽衣が隆を
好きだって。」