偽装恋愛カレカノ
「彼女おるのか
聞いたやろ?」
「はぃ・・」
「俺の彼女さ
別れる暇も
ない間に死んだ」
驚いて声が
でない・・
ただ、永友君を
見る事しか出来ない
「まぁ別れる気なんて
全くなかったけどな」
寂しく笑う永友君は
同じように寂しく
笑ってるのに洸とは
違った・・
寂しいだけじゃない。
きっと自分を
責めてるんだ
「でも向こうは
別れたかったんや」
「どういうこと
なんですか?」
「まぁ敬語はやめ」
「はぃ…
あっ、うん」
「あとやっぱ
蓮って呼んで」
「さすがにそれは」
「れん」
「じゃあ、
蓮先輩」
「ぅーん…
まぁいっか」
その後
蓮先輩は
話しだした