お兄ちゃんとわたし。




いやいやでも部屋の前だから危険だってば…!!



何なの、この余裕は……?!






わたしの心臓が持たないよ……





「春美の顔赤い。可愛い」




「…なっ!///」





そりゃあ好きな人に抱きしめられてたら誰だって赤くもなるわ!!




恥ずかしくて何も言えずにいるわたしはクスクス笑っているお兄ちゃんを突き飛ばして、



「…また8時にねっ!」





そう言って自分の部屋に戻った。







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