【完】笑顔の裏(大幅編集中)
女将「そうだったんですか…
でも生きていて良かった。あなただけでも

こんな言い方あれかもしれないですけど

こうして、お礼がしたかったんです。
私こそありがとうございました。」

生きていて良かった………。

かなえとか祐と洋以外に初めて言われた。
女将さんの言葉はすごく温かみがってどこか安心した。

この人に出会えて良かった。


咲「また、来ますね?
今度は友達と一緒に」

女将「はい、楽しみにしています。
あ、そうだ。
昔来たときに忘れたものだと思います。

あのときは、貴方の誕生日だったんですよね。
その時のプレゼントを置きっぱなしにして帰っちゃったんです。

何年も持っていたんです。

本当は、連絡いれようとしたんです。

でも、連絡先知らなくて

でも、帰って一ヶ月後

あなたのご両親がやって来たのでそのプレゼントを差し出しました。

そしたら

『今更渡してもって感じなので今度来る時まで預かっていただけませんか?
お願いします』

って言われたんです。

そして、
預かることになったんです。

こうして渡せて良かったです。」

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