【完】笑顔の裏(大幅編集中)
世界は汚れている。

そんな思いしかなかった。
でも、違かったんだね。


本当は、心の白い人ばかり


本当に根から黒い人なんて一握りもいないだろう。

私を批判していた人も、よくよく見れば信念や思いを貫いているだけ…


今回も少し疑い深かっただけ。

蝶凛とくっついているのをみて嫉妬したクラスの女子がいじめてきたのは、
ただ、蝶凛が好きだっただけ…

人それぞれ理由があるんだ。


それを知ってお互いを理解するとき、初めてモノクロだった世界が
色づき始めるんだ…

だって今だって認めてもらえたっていうことなんでしょ?


お父さんお母さん…
これで、ようやく藤宮咲として、生きていけます。
逃げていてごめんね?

また、これからも見守っててね…


心のなかで呟いたとき、
暖かい風が吹いた

まるで、お母さんとお父さんが祝福するかの様に…



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