俺様富豪と甘く危険な恋
恥ずかしくてワンピースを自分から脱げない栞南を蓮はキスをしながら脱がしていく。
下着姿になった栞南の手もおそるおそる蓮のグレーのニットに手をかけた。そのとき、蓮の胸ポケットにしまったはずのサングラスがないことに気づく。
「サングラスは……帰ってきてからどこかへ置きましたか?」
「……いや」
蓮の栞南を脱がす手が一瞬止まる。
「大変っ! 探しに行かなきゃ!」
栞南の顔が青ざめる。
(あのサングラスは大切なものだと言っていたのに)
自分が外してほしかったばかりに蓮は大切なものを落としてしまい、栞南はバスルームを出ようとした。
「栞南! いいんだ。今頃中国人観光客に拾われているさ」
「そんなっ!」
栞南の瞳が困惑し揺れる。
「物はいつか壊れるし、なくなることもある。お前は気にしなくていい」
「でもっ――」
「いいんだ」
栞南は引き寄せられ強く抱きしめられる。まだ気が済まない栞南の口を塞ぎ、シャワーの下へ立たせた。
頭から温かいシャワーがふたりにあたる。
蓮は自分の服を脱ぐと、栞南のブラジャーとショーツを脱がせた。
下着姿になった栞南の手もおそるおそる蓮のグレーのニットに手をかけた。そのとき、蓮の胸ポケットにしまったはずのサングラスがないことに気づく。
「サングラスは……帰ってきてからどこかへ置きましたか?」
「……いや」
蓮の栞南を脱がす手が一瞬止まる。
「大変っ! 探しに行かなきゃ!」
栞南の顔が青ざめる。
(あのサングラスは大切なものだと言っていたのに)
自分が外してほしかったばかりに蓮は大切なものを落としてしまい、栞南はバスルームを出ようとした。
「栞南! いいんだ。今頃中国人観光客に拾われているさ」
「そんなっ!」
栞南の瞳が困惑し揺れる。
「物はいつか壊れるし、なくなることもある。お前は気にしなくていい」
「でもっ――」
「いいんだ」
栞南は引き寄せられ強く抱きしめられる。まだ気が済まない栞南の口を塞ぎ、シャワーの下へ立たせた。
頭から温かいシャワーがふたりにあたる。
蓮は自分の服を脱ぐと、栞南のブラジャーとショーツを脱がせた。