俺様富豪と甘く危険な恋
「そんなことを言うと、毎日1本お前に花を贈りたくなる」

「朝日奈さん……」


蓮と栞南が見つめあっていると、ダニエルが口を挟む。


「早く召し上がってください。昨晩の和食におかゆをプラスしましたので」


目の前に置かれた湯気のたつトロトロのおかゆ。蓮の身体に良さそうだし、なによりも美味しそうだった。


「いただきます」


栞南はレンゲを手にすると、おかゆをすくって口に運んだ。


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